自宅サロンをもぐりで営業するのは、周りもやっているし問題ないのではと思っていないでしょうか。
もぐりでの営業を知られてしまうと、廃業や税金の増加だけでなく、強制退去になってしまうかもしれないのでおすすめできません。
本記事では、自宅サロンのもぐり営業について説明します。
さらに、もぐりではなく合法にサロン開業する方法も紹介するのでぜひ参考にしてください。
目次
自宅サロンのもぐりとは許可なくサロン営業をすること
自宅サロンのもぐりとは、営業許可をもらっていなかったり、契約違反しているのを隠したりしながら無断でサロン営業を行うことを指します。
例えば、以下のようなものがもぐりの代表例です。
- サロン営業が許可されていない居住用の物件で自宅サロンを開いている
- 美容所登録していないのにサロンを営業している
開業届を出せば、営業許可されるわけではないので注意してください。
また、ネイルやエステであれば、美容所登録は不要ですが、まつエクや美容師は保健所に美容所登録する必要があります。
自宅サロンのもぐりが知られると起こってしまうこと
自宅サロンのもぐりが知られてしまうと、以下のようなことが起こってしまうかもしれません。
詳しくは「自宅サロンがばれる理由5つ!ばれて起こる悲劇やリスクなく開業する方法も解説」で説明しているので、ぜひ参考にしてください。
もぐりではなく合法にサロン開業する方法
もぐりではなく合法にサロン開業する方法は、主に以下のとおりです。
違法な状態でサロン営業していると、いきなり営業停止命令が下り、自分だけでなくお客様にも迷惑をかけてしまうかもしれません。
しっかりと合法な状態で、安心してサロンを運営していきましょう。
ただし、自宅サロンを開業しただけでは成功することはできません。
効果的な集客方法やリピーターの獲得方法、適切な財務の知識などを知る必要があります。
自宅サロンを少しでもうまくいかせたいという方は、一般社団法人日本スキンケア協会のメンバーになるのがおすすめです。
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シェアサロンや面貸しなどを借りて開業する
シェアサロンや面貸しなどのサービスを利用すれば、低リスクかつ合法にすぐ開業できます。
これらは既に営業許可を得ている施設の一部を借りて利用させてもらう形式です。
月額固定費や歩合制の料金形態をしているサービスもありますが、時間貸しのような都度払いのものもあります。
時間貸しであれば、まずは試してみて問題なければ本格的に借りて営業し始めるということが可能です。
例えば、ネイル専用シェアサロンMieuxは1時間990円(税込)から利用でき、最短15分単位で予約できます。
それにもかかわらず、ネイリスト向けの用品を多数完備しており、非常に施術しやすい環境です。
このようなシェアサロンや面貸しを利用すれば、合法かつ金銭的なリスクを抑えてすぐに開業することができます。
各種書類を提出して許可を得る
合法に自宅サロンを開業する際には、必要な各種書類を提出したり、大家さんの許可を得たりして認められるようにしましょう。
しっかりと許認可を得たうえで、自宅サロンを開けばなにも問題はありません。
また、スムーズに許認可を得られるように、各種条件を満たしているように留意しつつ、サロンの内容や問題が起きないように工夫しているポイントなどもまとめておきましょう。
サロン営業が許可されている物件を借りて開業する
サロン営業が許可されている物件を別に借りて、開業する方法もあります。
あらかじめ許可が出ている物件で行うので、最も確実に開業できる方法です。
とはいえ、物件を借りるための初期費用や家賃がかかるため、金銭的なリスクは高いといえます。
新規集客が安定していたり、すでにたくさんのリピーターがいたりするなら安心ですが、そうでなければよく検討したほうがよいでしょう。
初めての開業や開業したばかりであれば、シェアサロンなどを借りたほうが低リスクで運営し続けられます。
その後、事業がうまくいき始めたら、物件を借りて自分だけのサロンを作るとよいでしょう。
もぐりをせずにサロン開業して安心して運営しよう
自宅サロンでのもぐりとは、許可なくサロン営業をすることで、営業停止や強制退去など大きなリスクをはらんでいます。
そのためもぐり営業を避け、合法的にサロンを開業したほうが安心して運営し続けられます。
本記事で紹介した方法を基に、ぜひ法的なリスクを避けてサロン開業の夢を叶えてください。