ネイリスト同士でしか共感できないあるあるエピソードはたくさんあります。
本記事では、ネイリストが日々感じているあるあるを、サロンワーク編・お客様編・新人時代編・プライベート編の4つの視点から22個紹介します。
【サロンワーク編】ネイリストあるある
サロンワーク中のネイリストのあるあるは以下の8つです。
それぞれご紹介します。
ほとんどの人が独立・開業を考えている
ネイルサロンで働いているネイリストの多くが、将来的には自分のサロンを持つことを夢見ています。
自由な働き方や自分の好きなデザインを自由に提供できる環境を求めて、独立・開業を考えているのです。
最近ではネイルもできるシェアサロンも増えており、独立・開業がしやすい環境になっています。
まずはシェアサロンで初期投資を抑えながら独立し、お客様が安定してついてきたら自分のお店を持つという方も多いです。
長時間の施術で肩こりや腰痛がつらい
ネイリストの仕事は長時間同じ姿勢で細かい作業を行うため、肩こりや腰痛がつらいと感じることが多いです。
特に前かがみの姿勢が続くと、身体に大きな負担がかかります。
とはいえ、勤務しているサロンのイスがあまり良いものになりそうもないので、クッションなどを置いたり、勤務後や休日に行きつけの整体やマッサージに行きがちです。
適切な姿勢を保ちつつ、定期的な身体のメンテナンスが必須です。
ご飯を食べるタイミングを逃しがち
ネイリストは予約が立て込んでいることが多く、ご飯を食べるタイミングを逃しがちです。
お客様の予約の合間を縫って、おにぎりやサンドイッチなどすぐ食べれるものを口に放り込んで施術に入るケースが多々あります。
また、ご飯を食べようとした瞬間、お客様が早めに来てしまってご飯すら食べられないことも。
可能な限りスケジュール管理をしっかり行い、少しでも食事の時間を確保する工夫が必要です。
甘皮処理に気合が入る
甘皮処理はネイルケアの基本であり、ネイルの仕上がりに大きく影響します。
そのため、ネイリストはこの作業に特に気合を入れます。
そして、甘皮処理がうまくいくと、大きな達成感があって心の中で「よし!」とつぶやいてしまう方もいるようです。
服にストーンやラメが付きがち
ネイルアートに使用するストーンやラメは、とても小さくいため作業中に服に付着することがよくあります。
キラキラしているものが多いため、黒い服を着ていると非常に目立ちやすいです。
施術後に、頻繁に払い落とす光景はよくあります。
また、皮膚や顔についたときに気づかず、同僚に指摘されたり、友達に新しい化粧だと勘違いされることもしばしば。
洋服が爪の粉まみれ
ネイルをオフする際に出る粉が、エプロンにたくさん付着します。
靴も真っ白になってしまうこともあるので、集塵機は必須だと考えている方も多いです。
マスクの下はすっぴん率が高い
ネイリストは施術中にマスクを着用することが多く、その下はすっぴんであるのがあるあるです。
ジェルの化学物質やダストの吸入を防ぐ目的ですが、すっぴんを隠すためという方も多くいます。
ふとしたときにマスクを外して、メイクをしていない自分にびっくりしてしまうなんてこともあるあるです。
常に新しいデザインを学ぶプレッシャー
ネイルアートのトレンドは常に変わり続けるため、ネイリストは新しいデザインや技術を学び続ける必要があります。
どんなアートやデザインが出ても、お客様はネイリストならなんでもできると思っていがちなため、プレッシャーを感じる傾向です。
そこでトレンドにしっかり乗って、対応できるようにしておくとお客様から喜ばれることも多くあります
【お客様編】ネイリストあるある
ネイリストが出会うお客様のあるあるは以下の5つです。
それぞれご紹介します。
常にスマホをいじるお客様
施術中にずっとスマホをいじるお客様は少なくありません。
スマホをいじられると、正直ネイリストにとって、作業の妨げになることが多いです。
たまに電話をする方もいて、周りのお客様に迷惑をかけてしまう方もいます。
やたらと動くお客様
施術中にやたらと動くお客様の存在もあるあるで、ネイリストにとっては大変です。
身体を動かしたり、周りをキョロキョロ見たりと、落ち着きがない方が稀にいます。
ネイルライトや机などに指をぶつけて、ネイルの仕上がりに影響がでてしまうこともしばしば。
施術中の会話で情報収集
施術中の会話で、世間で流行っていることを情報収集しがちです。
本来は会話からネイルの好みや趣味などを聞き出してより良いサービスを提供するべきなのですが、それを忘れて会話に没頭してしまうこともあります。
お客様からおすすめのレストランや映画などを教えてもらって、自分も好きになる場合もありがちです。
他店の施術を見て驚くことが多い
他店でネイルをしたお客様を担当する際、他店の施術に驚かされることがよくあります。
施術方法やデザインなどから参考になる場合もありますが、逆に下手すぎてびっくりするケースもあるのです。
他店の施術を観察すると、新たな発見がある貴重な機会となります。
リピーターの好みを把握してくる
リピーターのお客様を何度も担当していると、ネイルの好みが手に取るようにわかるようになってきます。
しまいには「いつもの感じでいいですか」と聞けば、ある程度意思疎通できるなんてことも。
また、リピーターに似たお客様を見て、その人の好みもなんとなくわかるようになる場合もあります。
【新人時代編】ネイリストあるある
新人時代のネイリストのあるあるは以下の4つです。
それぞれご紹介します。
新人時代は練習の日々が続く
ネイリストとしての新人時代は、とにかく練習の日々が続きます。
サロンの営業後に残って練習、家に帰っても練習して、はたまた休日にも練習の日々です。
基本的なケアから高度なアートまで、さまざまな技術を磨くために勉強します。
時間配分が難しい
新人ネイリストは時間配分の難しさに直面しがちです。
丁寧さを求められつつも、お客様の予約時間内に施術を終えるためにスピードも求められるので、そのバランスを取るのが難しいですよね。
お客様の予約時間を過ぎてしまったり、次のお客様が来て焦ってしまったりしたことがあるのではないでしょうか。
練習と経験を重ねることで、次第に効率的な時間配分ができるようになりますが、それまでの間は焦らずに取り組みましょう。
細かいアートは息を止めてしまう
細かいネイルアートを施す際、つい息を止めてしまうことがあります。
集中力を高めるためですが、一通り終わったときに酸素不足になって苦しくなった経験も。
場数を踏めば落ち着いて施術できるようになります。
検定の種類が多すぎて困惑する
ネイリストの世界には多くの検定が存在し、どの検定がどのような内容で、どれを取得するべきか困惑しがちです。
実際にネイリスト関連の検定には、以下のようなものがあります。
- JNECネイリスト技能検定
- JNAジェルネイル検定
- JNAネイリスト技能検定国際試験
- ネイルサロン衛生管理士
- JNAフットケア理論検定試験
- ネイルサロン技術管理者
一括りにネイルといっても、たくさんの検定があるんですね。
JNECネイリスト技能検定とJNAジェルネイル検定は、よくネイルサロンの就職条件にもなっている資格です。
また、1級や上級を目指して日々勉強している人も多いでしょう。
自分の目指すキャリアに合わせて検定を選べば、自身の技術力を証明し、キャリアアップに繋げることができます。
【プライベート編】ネイリストあるある
ネイリストのプライベートのあるあるは以下の5つです。
それぞれご紹介します。
人のネイルが気になってしまう
ネイリストとして働くと、ついつい人のネイルが気になってしまいがちです。
電車やカフェなどで他人の爪を見ると、プロの目でそのデザインや仕上がりをチェックしてしまいます。
また、初めて人と会う際も、顔より先に爪を見てしまうこともしばしば。
テレビに出ている芸能人のネイルも気にしてしまう人も多いでしょう。
完全に一種の職業病ですね。
画像フォルダはネイル画像ばかり
ネイリストのスマートフォンの画像フォルダには、ネイルの画像で溢れてしまいがちです。
SNSに掲載するための写真を撮るときは何度も撮りなおす場合が多いので、その影響でネイル画像が大量になります。
手を怪我すると仕事にならない
もし手を骨折したり捻挫したりなどして怪我をすると、ネイルの仕事はまったくできません。
治るまで他のネイリストに代わってもらうしかなく、暇な日々が続くのがしばしば。
手や指は怪我しないように細心の注意を払いましょう。
「ネイルやって」と頼まれることが多い
友人や知人から「ネイルやって」と頼まれることはよくあることです。
家族や親友ならまだしも、誰でも無料で施術するのは正直避けたいですよね。
さらに、人によっては友達割引や紹介割引がないか聞いてくることもあります。
「しっかりと通常料金でサロンに来てくれれば、気合入れて施術するのになぁ」と思うこともしばしば。
自分でできるのに他店のネイルサロンに行くことがある
プロのネイリストでも、時には他店のネイルサロンに行くことがあります。
自分で施術するのも良いですが、リラックスしてプロの技術を楽しむために他店を利用する場合があるのです。
さらに、他のネイリストの技術やサービスを体験することで、新たな発見や学びを得られることもあります。
ネイリストあるあるは共感できましたか
今回ご紹介したあるあるで共感できたものはあったでしょうか。
ネイリストあるあるは仕事中だけでなく、プライベートにもさまざまあります。
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